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地獄の門/ロダン~神曲/ダンテ~天国の門/ギベルティ
ル・コルビュジエが基本設計を手掛けたという国立西洋美術館で
システィーナ礼拝堂500年を記念しての
ミケランジェロ展開催されているのですが・・

DSCN5025.jpg

そのミケランジェロを崇敬したロダン
遺作ともなった”地獄の門”がこの地に・・
其処から放たれる偉大なるオーラ

声なき
ロダンのメッセージが胸に刺さって
その疼きに心捉われ
例によって美術館入館前に
この前庭で
暫し拘束状態に陥ってしまうんですね
私・・・。

時は19世紀末
パリ政府から
装飾美術館エントランスの門扉依頼を
受けての制作
未完の作品です。

地獄の門とくれば
アルノ河畔に広がるルネサンスの香り高きフィレンツェ
この街を優しく見守るあのオレンジ屋根のドゥオモの傍に
燦然と輝く聖ジョヴァンニ洗礼堂門
ロレンツォ・ギベルティが手掛けたという
黄金の扉(旧約聖書がモチーフ)前で立ち竦んだ記憶が
鮮やかに甦ってきます。
そう・・ミケランジェロが”天国の扉”とまで絶賛した作品なんですね。

ダンテフリークのロダンが”神曲”からインスピレーションを得て
それを制作の原動力としたことは想像に難くないのですが
今此処にあるこのブロンズの門は
”神曲”のイメージとは必ずしも重なりません

あまりに強く
狂おしいほどのリアリティ・・・
けれど
だからこそ
心の琴線に
ダイレクトに訴えかけてくるんですね
きっと

そして
美しい

あらゆるパーツが
そして
総体が・・・。


”パオロとフランチェスカ”此処は限りなくダンテ
何処までもダンテ・・・

”ランスロットとグイネヴィア王妃の物語”を一緒に読んだ
たったそれだけのことだった・・はず
なのに
心を止める手立てはなく
許されざる罪となって・・・
ロダンの”接吻”のなかで永遠なるふたり・・・
地獄の門に似つかわしくはないScene
結え外されたものでしょうか。

中世イタリアの貴族
皇帝派の海軍提督”ウゴリーノ(と息子たち)”の壮絶なその人生

詩作にふけるダンテの影なき”考える人”
意識のすべてをそちらに向けた”三つの影”

哀しみの”立てるフォーネス”

自身の心の声を聴く”瞑想”

詩人の悲劇”オルフェウスとマイナスたち”

届かない愛”フギット・アモール”

セイレーンの哀しみ”ネレイスたち”

”美しかりオーミエール”の嘆き・・・



※企画展ミケランジェロreliefは況や
ル・コルビュジエと20世紀美術も
見応え充分
ノートルダム・デュ・オー礼拝堂
開かれた手の碑関連資料に
思いは彼の地へ・・・。







































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テーマ:art・芸術・美術 - ジャンル:学問・文化・芸術

【 2013/10/25 08:37 】

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