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ピサの斜塔~ガリレオ伝説~物体落下の法則/地動説
111021_1551~01


世界遺産”ピサのドゥオモ広場”を構成する
ピサの斜塔(さらに洗礼堂)
イタリア トスカーナ地方の都市ピサにある
大理石から成るロマネスク様式の美しい鐘楼
ピサ大聖堂の鐘楼です。

12世紀前半から実に200年の歳月を経て建造され、完成をみたのは14世紀半ばだったとか・・。
この傾きは、地盤沈下の影響のようですが、傾き故の知名度から
現在では寧ろこの傾斜を守るためにエネルギーを費やしているようです。

そしてここで有名なのが、16世紀ガリレオ伝説。
当時はアリストテレスの力学(重いものほど早く落ちる)が広く信じられていた時代です。
ピサ大学の教授だったガリレオ・ガリレイは、
そうした時の潮流に飲み込まれることなく、思考実験、斜面実験を繰り返し
”重力による落下速度はその物体の質量の大きさに依らない”という法則を証明した,
その象徴的な実験が俗にいう”ピサの斜塔”実験だったんですね。
ピサの斜塔から同じ大きさの鉄球と木球を同時に落とし、それが同時に着地することで
この法則を証明したとされています。
世にいう”物体落下の法則”です。

真空状態ならば、密度は関係ありませんから、鉄玉でも鳥の羽でも落下速度は同じであることは現代では周知の事実になっているのですが・・・。
確かに空気抵抗があるからこそ、パラシュートの原理が成り立つ訳で。。。、
もっと言えばガリレオは、ピサ大学の学生時代から
本領を発揮してたようで、彼が大聖堂のミサに出席していた際
天井から吊るされたシャンデリアの揺れを視てとって
振り子の等時性の法則を発見したとされていますから
ガリレオの眼の付け処、シャープ過ぎます。

また、ガリレオは”地動説”を唱えたために
カトリック教会より宗教裁判で裁かれ、不遇のうちにその生涯を閉じています。
ですがそんな彼の聡明さと意志の強さが近代科学の父と評価される所以でもあったんですよね。
こうして、天文学界、力学界に革命をもたらしたガリレオに
1992年、時のローマ法王は、彼が世界的物理学者であることを認め謝罪をしています。

高さ55mのこの斜塔、予約を取れば297段登って最上階まで行けます♪
こちら大聖堂の鐘楼ですので
近くには、さらに壮麗なドゥオモが聳え立ってまして
ドゥオモ広場に立つと斜塔は正直見劣りします。。。
単独の写真の方が断然綺麗なんです。
皆さんが敢て塔単独で写真を撮られる気持ちが良く理解できる場所でもあります。

※世界七不思議のひとつにも数えられていたこのピサの斜塔ですが

近年では、米国誌タイムによって
世界の危険な建物ランキングで堂々の1位を獲得してました(笑
傾斜角は約5.5度だとか。

参考までに以下
2位:アラブ首長国連邦の首都アブダビにあるキャピタル・ゲートタワー
  (高さ160メートルの35階建、傾斜角度18度)

3位:スペインのマドリードプエルタ・デ・エウロパ(ヨーロッパの門)
  (傾斜角度は15度)

4位:山西省の恒山にある懸空寺
  約1500年前に築造

5位:オランダ・アムステルダムのオクラホマ

6位:数百万年前は海だったというギリシア・メテオラの修道院群

7位:ロシア・アルハンゲリスクの13階タワー、因みにこちら木造建築

8位:13世紀に建てられたドイツのズールフーゼン教会・・・傾きの原因は湿気だとか

9位:長野県茅野市にある藤森照信氏の設計、高過庵

10位:10世紀来のドイツのリヒテンシュタイン城、今はレストランです

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テーマ:イタリア - ジャンル:海外情報

【 2012/08/23 17:24 】

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コメント
--- 職歴書さま ---

はじめまして
コメントありがとうございます。
こちらこそよろしくお願い致します♪
saki * URL [編集] 【 2012/11/06 22:57 】
--- No title ---

とても魅力的な記事でした!!
また遊びに来ます!!
ありがとうございます。。
職歴書 * URL [編集] 【 2012/11/06 08:07 】
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