FC2ブログ
コクトーの恋~ポエジーへの愛
110325_1653~01

ポエジーをして
”哀しい恋人より優れている”
そんなメタファからも伝わるように
詩を愛して
愛し尽くしたコクトー
こうした意味でも彼は
徹頭徹尾
詩人のなかの詩人であったろうかとも
想うんですね

作品には
優美さを兼ね備えた
揺るぎのない筆致に純粋な旋律
そして何より
どこまでも
限りのないような
自由さがありました

この自由さがコクトーに
オリジナリティーに拘ることを嫌わせ
その寛容性は
来たる未来の芸術家育成の礎となってゆくべく精神とも
思えてなりません

スリー(ホワイト・イエロー・ピンク)ゴールドをひとつに纏めた3連リング
カルティエのジュエリートリニティ(三位一体)を愛したコクトー
パリモンパルナスで活動し
コート・ダジュールを好み
晩年にはフォンテーヌブローの森近く
中世の街並み残る
フランスの田舎町ミイ・ラ・フォレに居を構えます
その書斎では
パンテール柄のファブリックを活かし
想い出の写真やお気に入りの調度品を
バランスよくディスプレイ、
ラディゲのポートレートはもちろん
さりげなくバイロンの胸像まで配するあたり
自身で詩に顕した通り
それはまさに
”詩”でできていた家だったんですね
その立地上残念ながら
親交の深かった
ピカソやモディリアーニ、ストラヴィンスキーらが
訪れることはなかったようですが

”詩でできている住まい”
その感性が
なんとも
素敵すぎませんか?

詩だけでなく
絵画、小説、戯曲さらには脚本
映画監督まで手掛けたコクトーが
Cinemaとは一線を画した
Cinematographという言葉を
取り分け選んで遣ったその理由
それは
”シネマトグラフは
それを拒絶する大衆さえへも
思想を投影させるほどの力を持っている
武器となるべくもの”

との理由から。
そして
あらゆる芸術に”ポエジー”を求め続けた
意思のひとコクトー

”生きることの美しさ”を体現した詩人
これもまた一面の真理ですね・・・。




























































関連記事
スポンサーサイト



テーマ:芸術・心・癒し - ジャンル:学問・文化・芸術

【 2014/01/12 08:42 】

| 文学~小説/詩/名言 | トラックバック(0) |
トラックバック
トラックバックURL
http://saki2000.blog.fc2.com/tb.php/503-083ec079
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
| ホーム |