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旅の記憶/色彩に誘われて 断章Ⅱ~白い風船~燃える焔 漱石/それからの赤へ
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旅の途中で出遭った
窓辺を飾る白い風船
この愛らしい演出が
私の視線を捉えた

結婚式
そのdirectionだろうか
光沢のある純白のバルーンは
私たち女性が身につける
白のウエディングドレスや
白無垢に相俟って
ピュアなイメージで周囲を埋め尽くす

日本でも
白は陽光、月光
その光の色とされ
古来より
神聖視されてきたもので
純粋無垢
清らかなイメージが付き纏う・・・。


一方で
赤い風船は・・・
と謂えば
幼子の可愛らしさ
そして
私の中では
漱石の”それから”だ

噎せ返るような白百合の香りに
赤い風船そして
真っ赤に燃える太陽へ
と、赤の世界を象徴的に書き著し
論理的な主人公が感情に曳かれて行くそのプロセスを
色彩で訴えるラストシーケンスが見事な作品だ。

文学しかり
絵画しかり
色彩はいつのときも
私達の感性にダイレクトに訴えかけてくる

抜けるようなスカイブルーと
豊かな樹々の緑を完璧に味方に付けた
美しいホワイトバルーンに酔わされながらも
心はどこへでも自在に羽ばたく
だからこそ
白が一層華やいだりもする

ほんとうの自由とは
こんな心の動きを謂うのかもしれない
こうした時間を
余すところなく
味わい尽くす
それも旅の愉しみのひとつだ。

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心通じ合えるあなたへ・・・


















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テーマ:芸術・心・癒し - ジャンル:学問・文化・芸術

【 2014/02/06 21:48 】

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