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旅の記憶/色彩に誘われて 断章Ⅴ~叶わぬ恋オンディーヌ伝説~ローレライ/ニンフ/人魚姫
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ヨーロッパを廻っていると
田園風景の中に広がる
地方都市での逍遥では
その地に暮らす人々との緩やかな語らいの機会にも
恵まれて・・・

そんななかで
その豊かな自然に相俟って
忘れられない想い出となっているもの
それは彼らが聴かせて下さる
古くからその土地で言い伝えられてきた
オンディーヌ伝説。
水の精オンディーヌが
人間ハンスに恋する物語なのですが
ほんとうに各国にあるんです。

みなさま
お気付きかと思うのですが
このオンディーヌ伝説
どこか”人魚姫”のお話に似ているんですね

ジッドが大絶賛したジャン・ジロドゥ
彼の戯曲でもやはり
オンディ―ヌをローレライになぞらえていましたっけ。

恋するのはいつも
オンディーヌ
ローレライ、ニンフ
そして人魚姫で・・・
恋されるのは、英雄
ハンスであり時にヒルトブラントであり
王子様
な訳です。

彼女たちは
”拒絶される女神”であり
その想いが届くことはないんですね・・・。

こちら
シュメール神話(紀元前4000年からの約1000年間栄えた
シュメール文明のウルク文化期)の金星の女神、イナンナが起源のよう
メソポタミア神話にも登場していまして、
外敵を排除する神として崇められ
統一国家の形成期には
王権授与の神としても大活躍♪

欧州の神話では、概して
”倒すことによって
絶大なる援助者にとって代わる女性”
を扱ったお話少なくないようです。
例えばはギリシア神話のキルケに
ケルト神話のスガサフやモリグーたちがそうです
女性の胸元に短剣を突き付け
西洋の英雄たちは、その約束を取り付けているんです。
そしてまた
古代の彼女たちのイメージ
それは現代とは随分と違ったものに映っていたようです。

************************
女性は、いつのときも
愛するひとの味方です。
例え、
世界中を敵に回しても・・・。
命さえも厭いません。
************************

強きもの
それは”愛”なり
といったところでしょうか。

煌めく光に
小川のせせらぎ
そして木洩れ陽燻らす樹々の緑たち
それぞれの土地に根差した美しさと
幾星霜を越えそこに言い伝えられてきた悲恋の物語が
ひとつに溶け合う瞬間(とき)のあの感覚が
いつしか大切な
こころのなかの宝物になっているんです・・・。
















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テーマ:芸術・心・癒し - ジャンル:学問・文化・芸術

【 2014/02/11 10:24 】

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