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旅の記憶Ⅹ~色彩に誘われて~オリーブの街~旧約聖書/ギリシア神話~ゴッホへ
ドイツの詩人ゲーテは
ガルダ湖畔で採れるオリーブから造られた
オイルをこよなく愛したといいますーー



地中海沿岸を旅すると
郊外の緩やかな起伏を描く大地には
一面のオリーブ畑が広がって・・・
そして

街中にも
こうして。

おもちゃのようなこの自転車レーン専用(そう、自転車王国です笑)信号の
向こう側の観葉は
みーんなオリーブで。

可愛らしく創りこまれていました。

オリーブは、
常緑樹であるにもかかわらず
葉色がとても優しいんですよね

国内の落葉樹でも
こんなに柔らかな葉色は珍しいのではないかと・・・

あのパステルグリーンは
ほんと
見ているだけで癒されます
樹形もお洒落(笑

なので我が家も
テラスの正面位置に植え込んで
日々楽しんでます^^


紀元前10000年には生育していたことを裏付ける地層も
発見されているようですので
旧約聖書に登場するのも充分に理解できます。

こちらは、ノアの方舟絡みのエピソードで
神が熾したとされるあの大洪水
その後に
ハトがオリーブの枝をくわえて
(もうなんだかこれだけで絵になるようで)
地上に平和を告げた記述があることから
鳩とともに平和の象徴にされているものなんですね。

ですから国連憲章の樹ともされているようですし
アメリカの独立戦争時に出された”Olive Branch Petition”
あのオリーブの枝請願書にもこうした意が込められていたものでしょうか。

一方でギリシア神話でのオリーブも
印象的な扱われ方をしていました・・
人間に役立つものを創造せよ
その者には都市を与えようといった
経緯から
アテネ(知恵の神)が生み出したのがオリーブ。
(よってかのアテネはこのご褒美で授けられた・・というお話
往時僅差で負けたのは馬を創り出したポセイドンだったように記憶しています)
あのアテネに肖って
オリンピックの勝者に授与されるのもオリーブの冠ということでした。

葉形にも
その色彩にも
天性の洗練された美が
備わっているように
個人的には感じているのですが

ただ
ゴッホが描いた
あのオリーブ畑の夕景に描かれた
オリーブは別格
色彩もそうですが
ことに樹形
そのフォルムが哀しくデフォルメされており
とても淋しげ・・・

想い出すだけでも
胸を
キュッと
締め付けるものがあります・・・。































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テーマ:ヨーロッパ - ジャンル:海外情報

【 2014/03/11 09:01 】

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