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デルフトの眺望/フェルメール~失われし時を求めて/プルースト~小説の真髄
優れた作品は
アビリティに溢れ
作者の豊かな智見をも内包しているように感じます。
そして
同時に
持続の精神に裏打ちされた作品である
とも換言できるものかと思うんですね。

現在に捉われすぎて
過去を疎かにすれば
それは
たぶん
今在る幾多の集合体(混沌)にしか
成り得ない

奥行きを持つ筈の時間の総体は
哀しくも”単”なる
現在に還元されてしまいます

こうしたパラダイムでは
大切な
”持続の価値”が
失われてしまうようで恐いんです。

いつの時も
時間軸上での今から事象を見詰め

過去と未来を繋ぐという意識
その
大切さを考えないではいられません・・・。






※”学生時代、野外写生の課題でコンクリート打ちっぱなしの壁面に
向かってイーゼルを立て~”との
あなたのエピソードに接し
想起したのが
”デルフトの眺望”でした・・・。

そして
必ず重なってくるのが
プルーストの”失われし時を求めて”なんです。

彼はその著のなかで
病床にあった小説家のベルゴットに
フェルメールの展覧会に出掛けさせ

”このように
描くべきだった。
比類なきこの黄色い小さな壁面のように
丁寧に・・・
何度も塗り重ね
我が文章を高貴なものにすべきだった”
そう語らせて
この絵の前で
息絶えさせた・・・。

テクスチュアの秘めたるチカラ・・

今日のテクストは
そうした
幾つもの大切なファクタを
胸のなかで交錯させながら
綴ったものです・・・。





































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テーマ:芸術・心・癒し - ジャンル:学問・文化・芸術

【 2014/03/12 17:33 】

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