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シェイクスピア/ハムレット~政治と文学の融合
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政治と文学の融合を教えて下さったあなたへ

シェイクスピアはハムレットの独白
ーTo be, or not to be, that is a question.ーを
選挙ポスターに採用された経緯を教えて下さった記事
興味深く拝見致しました。

”生きるべきか、死すべきか”と訳した従来の逍遥訳から
一歩踏みだした
”このままでいいのか、いけないのか。それが問題だ”とした小田嶋訳は
個人レヴェルの苦悩を社会的なそれに押し上げた
その上での
この両者の融合であったものなんですね・・・

政治の一角を担う有権者ひとりひとりに
問いかけるスタイルの
この科白の引用は
とても意義深いものであったかとも思うんです。

と申しますのは
憂われる投票率の低さと政治離れのファクタを考えるに
私たち個々各々の在り方こそが
地域社会、或いは国家といった
大きなスキームを支えているのだという
所謂、政治のリアリティが上手く獲得されていない
といったようなことが
ひとつあるのではないかと感じてきたからです。

政治家の方にとっての”言葉”は、
それはもう
剣より強しといった
時に
最高にして最大の武器であろうかと察せられますが
その核となるスローガンに
政治意識を高めるというメッセージ性が含まれていることにも
深い共感を覚えました。

シェイクスピアのハムレットには
不条理に翻弄されながら
事実が覆い隠す真実へ向かう過程で
弁別能力とは別次元のところで逡巡する
青年の姿が描かれているんですね

そして
ハムレット四大独白のひとつであるこの科白は
第三幕第一場に位置づけられますが
文脈的に理解すれば
ここは
このまま耐え忍ぶべきか
それとも
果敢に立ち上がって行動すべきかといった二択が
To be or not to beという
悩ましいフレーズにある含意であろうかと感じています

この後には
例によって長い語りが延々続いてゆくのですが
この科白の結びでは

不安が決断を鈍らせ
杞憂が人を臆病にするとし
壮大な志は
正しい道からそらされて
実現されるということがないのだ

と結論付けているそのことに
改めて考えさせられているところです。

























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【 2014/05/16 12:56 】

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