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My Sister's keeper~アベルとカインの物語
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図書館で見付けた背表紙の
"My Sister's keeper"
という
半ば見慣れた文字列

パラパラとページをめくると
飛び込んでくるワード
さらに
登場人物KateとAnnaという姉妹の名の音に・・・

ヘッセの”デミアン”初め
”エデンの東”など多くの文學作品で扱われてきた
旧約聖書”創世記”第4章
”CainとAbelの神話”
(エデンの園を追われた楽園喪失後の物語)

そう
“Am I my brother's keeper?”
というカインの科白由来のタイトルであることが
印象付けられた
この書との出会い

リアリズム文学に対するアンチ・テーゼとした捉え方もある
ファンタジーその起源(民族原初の神話伝説、古代メソポタミアの”ギルガメシュ叙事詩”からギリシア悲劇の楚”イーリアス”に古代インドの”マハーバーラタ/ラーマーヤナ”そしてカフカス一帯”ナルト叙事詩”やデンマーク発祥の”ベオウルフ”さらに中世騎士道もの”アーサー王伝説に至るまでの古代書物、もっと云えばダンテにミルトン時にゲーテも?)となる聖書ですが

読み進むめば
この作品
リアリティは確立しているよう。

意図せずも
ケイトはカインと同じ立場に陥ってしまうことになるその結末と
そして

アナが守ってくれるひとといった胸痛むニュアンスまで込めての
このタイトルであろうことが解ってきます。

皆が
みな
想いに過ぎて
罠に墜ちて行く

その痛みを
癒してくれるのは

いつの時も
等しく
他者を思い遣る心と
そして
何より
哀しいほどに美しい
大自然
その摂理そのもの

それ以外に
手立てはないようなんですね・・・。























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【 2014/06/13 18:28 】

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