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King Crimsonを教えてくれたあなたへ~Epitaph
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英国のロックバンドらしいということだけは存じ上げておりましたけれど
それ以上の接点もなく
どこかで流れていても
聴き流してしまっていたように思います。
ですが
あなたのメッセージを契機にいろいろ聴かせて戴いて・・・

”Epitaph”は
通り過ぎてゆけないほど
重い情動を渡してくれました。

ヘッドフォンから
私の内部に入ってくるこのイギリス的lyricismは
古い英国詩にも通じ
躰に馴染んだ文学的抒情性とも重なります。

そう例えば
繊細な感性だけが導き出せる
奥行きを備えた世界観。

その他のナンバーでは
彼らの音楽性の理解までは
まだまだ遠く及んでいない私ですが
あの旋律、あの声の響きに載せた”エピタフ”の詩は

胸を締め付けました。

描出されていたのは憂戚の心象。
少しの古さも感じさせない
否、寧ろ発表時の時代背景より
今の時代にこそ相応しい
けれどそれは
取りも直さず
作者の綴った心情それが
的中してしまったということなんですよね
残念ながら。

           *

中世ヨーロッパの
カロリングルネッサンス若しくは
第4回十字軍によるコンスタンチノープル陥落までのあの
”暗黒”と形容される時代。
その誘因は侵入略奪による
築き上げられた知の遮断であり
或いは
信仰の妨げとなるとして”知性(思考)”を警戒の対象としたことも
ありましょうか。

その先、ローマンカトリックの時代に学べば
私たちを守るものは”知(理性/思考)”
けれど
人類の運命はそれを蔑(おろそか)にする者たちの手に
委ねられている・・・

私には、そう聴こえたんです。

           *

人類を追い詰める原子力(殺戮兵器)ひとつをみても
ウラン核分裂で洩れなく生成される放射性物質
その無毒化手段も
百万年単位で生命環境からの隔離が求められるにも関わらずその手立てさえ確立していない現状
そうした状況下
未来の子供たちに
確かな平和(幸福)など訪れようもなく・・。

明日を危惧する彼らの楽曲は
心の叫びであり
真実の叫びでもあったんですよね。

犯してしまった
歴史という名の過誤
それがいかに不可抗力なものであろうと
私たちは修復に向けて
動き出さなければならない
それが今を生きる大人たちの責務かと
そんなことを感じさせてくれる
あまりに枢要にして顕要な
そうした作品であったかと受け止めています。
































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【 2015/07/15 14:02 】

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